現在形とは、「現在・過去・未来」すべてに起こること、すべての時間で表すことに使用できる形です。
現在のことを表しているという意味で理解している方は多いでしょう。
現在を中心として、過去から未来にわたり成り立つ行為や状態なのです。
もっと具体的になると、
「変えられない事実」や「定期的に起こる事実」などの習慣的なことを表します。
わかりやすく伝えるために、難しい形でも記載しましたが、
簡単に言うと「普通、普段ではそうなる」といった場合と覚えましょう。
I am Japanese. - 日本人です。
I listen to music on the train. - 電車の中で音楽を聴きます。
I like fish. - 魚が好きです。
The earth goes around the sun. - 地球は太陽の周りを回っています。
こういったものを見るとイメージが付きやすくなるでしょう。
変えられないものだったり、ずっとその通りに動いていたりしているものばかりです。
たまにはしたくなくなる日もあるかもしれませんが、やめないやめられないようなことです。
さらに、日常英会話でよく使う表現を一つ例にしてみましょう。
What do you do? - お仕事は何ですか?
直訳してしまうと「何しているんですか?」ということになります。
ただ、doが現在形で使われていることに気付くと意味が分かってきます。
「あなたは、(いつも「現在・過去・未来」)何をしているのですか?」
という意味で使われます。
つまりは「職業は何ですか?」という意味になります。
現在形=「現在・過去・未来」に起こることで覚えましょう。
また、現在形と現在進行形の違いについてですが、
現在進行形の場合は、今この瞬間何かをしているという意味合いのみで、
習慣的な意味は持っていません。