進行形とは、動作・現象が進行中または継続中であり完了していないことを表す動詞です。
【現在形】
I study English. - 英語を勉強する。
【現在進行形】
I am studying English. - 英語を勉強している。
ここまでの違いはおそらくみなさん理解できると思います。
ただ、進行形にできるできない動詞というものがあるのです。
みなさんはどうやってそれを判別しているのでしょうか?
簡単に判別する方法を覚えておきましょう。
簡単に解説すれば、「中断や再開ができない動詞」は進行形にできないのです。
たったこれだけ覚えておくだけでマスターが可能です。
【進行形にできない動詞の例】
・状態や構造を表す動詞
resemble: ~に似ている
contain: ~を含む
have: ~を持っている(所有以外の意味の時は進行形にできる)
remember: ~を覚えている
belong to: ~の一部
consist of: 構成される
・知覚・感覚・心境を表す動詞
like: ~が好き
love: ~を愛する
hate: ~を嫌う
know: ~を知っている
believe: ~を信じる
think: ~を考える
smell: ~のにおいがする
taste: ~の味がする
want: ~が欲しい
歩くのは、止まったり歩いたりできますね?
好きな気持ちは、いますぐ中断して、その次の瞬間また好きになる...
といったことができるでしょうか?できませんね。
中断再開ができないので進行形にはできないのです。
これらの進行形にできない動詞には、例外的に進行形にできてしまうことがあります。
それは、単語の意味が違ってくる、一時的にその状態、その状態に近づいていく時。
上記では、haveがhavingになるなど。
He is having lunch. - 昼食の最中です。
haveを食べるという意味で使っているので、進行形として使用ができます。
tasteは、tastingという使い方もできます。
tasteは味わっている状態なので、やめたりできません。
ただ、tastingとなると「味見をしている」という意味になり、こちらはできちゃいます。