なぜ英語が上達しないのか?
英語を母国語としている国の数は、191か国中の12か国しかありません。
インターネットでもたいていは英語でコミュニケーションがされています。
しかも、日本人は英語検定の平均得点も低順位という状態があるようです。
日本では言語に対する言語観のような評価や習得に関する姿勢が低い国なのかもしれません。
ここをご覧の方は、これらを乗り越えて少しでも知識を増やそうとする向上心のある方たちです。
英語勉強は、基本は一人です。独学になるでしょう。
(一番いいのは身近に英語を話せる人がいて、しかも教えてくれる人ですが、
そんな運のよい方はそうそうないでしょう。)
ぜひ継続して学習を続けることを考えてくださればと思います。
英語は覚えては忘れ、忘れたことを再度覚え、記憶に口に定着させることが必須科目です。
英語の勉強は、覚え方や学習方法をまず考えていかなければ、知識として定着しません。
学習方法を考え、正しい学習方法を身に付け、英語も身に付けていきましょう。
英語は様々な「仕組み」を覚えなくてはいけません。
・英語を勉強する理由と最終目標を考える
・学習スタイルを決める
・勉強する方法を身に付ける
・可能な限り英語の時間を取る
・ヤル気を持つ
「メンタル面」「学習内容」「英語に触れる時間の確保」
といった壁をうまく乗り越える必要があります。
まずは英語の基本を身に付けましょう。
英語は言語であるので、例外のような使い方もあります。
これらを無理して覚え、英語学習の壁にならないようにしましょう。
英語ができない状態では、どちらにしろ覚えることはたくさんでてきます。
基本を重点的に、徐々に成長を感じていくことが重要です。
英語を勉強する、続けるといったメンタルをもっていきましょう。
毎日続けることができればいいですが、サボってもいいので、
英語の時間を必ず作っていければ、それが知識になっていきます。
以下のような順番で、基礎学習をしていきましょう。
・単語
・文法
・リーディング
・リスニング
・ライティング
・スピーキング
一般的には、これらの順序で勉強していくのが効率的のようです。
順を追って勉強に励んでいきましょう。
以下に、詳細を掲載しておきます。
本気で英語を覚えるなら隙間時間を見つけ身近にしましょう。
電車での移動時間など、次の駅に到着するまで単語を勉強する。
車でラジオの変わりに、聞き流しで単語を聞いてみる。などなど。
歩いているときに、勉強した内容を思い出して記憶を定着させる。
といったような行動をして勉強をしていきましょう。
繰り返し思い出す覚えるが重要です。
ただ、長時間集中することも必要ではありますが、
人間の集中力には限界があります。
1回30分程度を目安に学習に触れてみましょう。
無理なく、ただし集中して英語へ取り組む姿勢が大事になります。
何度繰り返し覚えても忘れてしまう。
体験経験に関連して覚えていないからかもしれません。
ほかにもまとめると以下のようなことが挙げられます。
・体験した経験として定着
・覚える情報量や作業量が多すぎる
・回数が少なすぎる
子供が覚えが早いといったことが言われていますが、
子供は物をもってこれはなんだといったことを普通に言ってきます。
もちろん教える方がそばいるといったことも要因としてあるのかもしれません。
ただ、本人はこれがなんだろう?といった疑問を、
これは本だ!といった発見のような感覚を持って覚えていくので、
こういった物事に関する感じ方を大人が持ちにくくなっているから、
脳に記憶されにくくなっている原因だと感じています。
もっと小難しく話すと、本を読んだり勉強で知識として吸収しているものを、
体を使って体験として変換し定着させていく必要があるのです。
反復回数が少なすぎる方は、思考回数を一日の中で増やしてみましょう。
2回で足りないなら5回見直す、思い出す、といった具合に。
基本は2,3回ではなく、何度も何度も反復して覚えていきます。
単語の基本的な覚え方は以下の通り。
・読める単語を増やす
・単語(特に前置詞・副詞)をイメージとして掴む
・英単語のスペルを書く書かないを選ぶ
・複数ある英単語の意味を一つだけ覚える
・覚えられない単語は目に付く場所に入れ込む
・考える時間がなく言える単語が定着ゴール
とくに英単語を覚えただけではそのうち忘れてしまいますので、
考えずにとっさに使えるような英単語は定着したと言えます。
英単語を200語程度の学習を、5回以上一週間程度の間隔を置いて覚えていきましょう。
一定の時間をおいて思い出す行為が定着を促すことになります。
また、2,3度ではなく5回以上繰り返すことにより、
個人差はありますが効果的に覚えていけるようです。
英単語の意味は、だいたいこういう意味といったイメージ感覚でつかめれば大丈夫です。
英語は、組み合わせにより、
通常と違い意味合いになることもあります。
丸暗記となると絶望することもありますが、いくつかコツがあります。
・まずは直訳する
・前置詞・副詞をイメージ化する
・動詞の基本的な意味を理解して、変化する流れを調べてみる
といった流れで、ある程度掴むことが可能になるでしょう。
なぜ変化するのか調べてみると面白いですが、
時間を取られることにもなるのでほどほどに。
英文法は、いわゆる英語の文法ルールを簡単に知るということです。
英語を話すためのルールは、基本文型ですが、他にも言語らしい構造を覚えられます。
ネイティブスピーカーが使えるような文の構成に、最短で近づくためにはこの学習が必須です。
日本語であれば、なぜ「が、は、を」を瞬時に選択できるかの練習のようなに当たるでしょう。
さまざまな書籍を読んでみると、丸暗記のような覚え方だったのが、
すんなり入ってくる感覚をつかめます。
音読は読んで声に出す学習方法です。
昔ながらの童話や、最近では人気漫画などもアプリで無料で読めたりします。
私のお勧めは、映画の字幕を一緒に俳優さんと読むことです。
ぜひ探して教材にしてみてください。
・声に出す、それを耳で捉える
・小さな声でもいい
・文字を読むのではなく、英文を意識して読む
(英文の内容を理解する。和訳を意識する。普通のスピードで読む。)
・毎日数十分、目標を立てて読む
リスニングは、英語の発音を知っていないと聞き取れません。
日本の学校で教わっている英語で聞き取れると思い込んでいると聞き取れないのと同じです。
英語圏で使われている英語の発音に慣れることがリスニング学習の課題です。
areも、「アー」ではなく、発音してなかったり「a」で終わってたりします。
・正しい発音を知る
・短縮されている発音を知る
・最初から言っていない事実を知る
・単語の音がくっつくということを知る
・リーディングができないとリスニングはできない
・発音記号を覚える
発音記号は、単語の発音を正確に見ることができます。
可能な限り読めるようにしておくのがベスト。
リスニングは、英語のままで意味をイメージできないとリスニングはうまくできません。
音を聞いて理解できるような頭の理解スピードがないと意味がないのです。
順序だてて英語を勉強していきましょう。
リスニングに慣れてきたら、
・ディクテーション(聞こえた音を書きとる)
・シャドーイング(リスニングと同じタイミングで、同時に発音する)
をメニューに追加してさらに練習していきます。
シャドーイングは、同時に読むのはムリかと思われがちですが、
日本語で試しにやってみてください。
きっと次に話すであろうことが推測できたり、瞬間的に察することができるので、
結構うまく読めることが分かるはずです。
ここまで来たら「アウトプット」で修業編です。
次は以下のことも取り組んでいきます。
・ライティングをして覚える
・スピーキングをして覚える
自分の伝えたい意思が伝わらない。
会話の合間の話し方がわからない。
など自分の課題が浮き彫りにできます。
頭の中で英語を練習するだけではなく、
こういったアウトプットを主体にしたことを実践することにより、
次のステップへ進むことが可能になるでしょう。
スピーキングは、流暢に話せるようになる必要があります。
噛んだりつっかえたりせず、普通に話せるようになるまで続けましょう。
ほかにも、
・問題集をやる
・検定に挑戦する
こういったことも英語上達へ近づくことができるでしょう。