株式を買うということは、その出資金を会社で好きに使ってくださいとことになります。
それを元手に、新製品を開発して話題になれば会社が儲かるでしょう。
業績の良い会社は、将来的にも有望だと思われ、投資家が株式を購入しようとします。
なぜなら、企業価値が上がるため、株価が上昇する可能性が高いためです。
会社の業績が良くなり株主も儲かるという、株主と会社がお互いに得な関係になるのです。
株価は、半年先や1年先を予測して動くと言われています。
「経済サイト」や「四季報」などを見ると、会社の決算が公表されています。
それには、過去と現在の業績、来期の業績予測も含まれています。
来期の業績予想が良ければ、今度も業績が好調そうだという予想ができ、
株式を買いたい人たちが増加し、株価が上がる可能性があるからです。
その他にも、売上や営業利益、経常利益、純利益などの推移を参考に銘柄を選びましょう。
これは、後の「ファンダメンタル分析とは?」で説明します。
会社は、利益を出すことが最大の目的です。
会社は、そのために様々な工夫と努力をして業績を上げようとします。
業績の向上に結びつき、株価変動の要因になる会社の動きには、次のようなものがあります。
会社が向上を新設して規模を拡大させたり、最新鋭の機械を導入することを「設備投資」といいます。
工場を増やすということは、生産が間に合わないためと考えることも出来ます。
その製品が売れている可能性があるのです。
みんなが欲しがるような新製品を開発・発売したり、画期的な新技術により注目を浴びれば会社が成長します。
そうなれば、株価も上昇するでしょう。
「企業の合併と買収」を「M&A」といいます。
ある会社を合併することで、その会社の事業をそのまま自社の事業として使えることにあります。
それにより、新分野の事業を始めたりと、事業の拡大を図れます。
業務提携も同じような効果が期待できます。
人員削減または解雇(クビ)をすることにより、人件費の削減ができますが、
本来の意味は「事業の再構築」という意味です。
以前までなかった手法を取り入れるなどにより、事業効率が向上すれば業績も伸びると予想されます。
そのため、株価にも影響が現れるのです。