FX口座に入金を完了させると、あとは取引をするだけの本番です。
買いでスタートするか、売りスタートするか考えて発注しましょう。
FX取引ではポジションを建てることを「新規注文」と言い、
ポジションを全て売り払う時は「決済注文」と呼びます。
ポジションは一般的に、「1万通貨=1Lot」とされます。
取引は、通貨ペアを選択しLot数を指定して新規注文から発注しトレードが開始されます。
FX取引での注文方法は6種類ほどあります。
リアルタイムで相場を見続けることが難しい、値動きを追うのが難しい相場でも便利に活躍できます。
トレードスタイルや手法に応じて変化させて利用しましょう。
・成行注文
・指値注文
・逆指値注文
・IFD注文
・OCO注文
・IFO注文
成行注文は市場価格で買いたい(売りたい)と伝える取引方法。
時価でいいので、とにかく取引成立を最優先させるものです。
「いくらでもいいから買いたい」
「いくらでもいいから売りたい」
といった値段を指定しない注文方法。
指値注文は、希望する売買価格で発注する方法です。
買い注文は、指定した値段以下の売り注文が出れば約定でき、
売り注文は、指定した値段以上の買い注文が出れば約定できます。
逆指値注文は、希望の値段に到達した際に成行で注文が発注されて約定する注文方法です。
逆指値「以上」または「以下」になるよう値段を設定する必要があります。
損切したい場合などに使われます。
IFD注文は、新規注文と決済注文をあらかじめ設定しておき、
新規注文が約定したら決済注文が同時に発注される注文方法です。
If Done注文とも言われます。
OCO注文は、2つの指値と逆指値注文を同時に発注し、
一つが約定した時は、成立しなかったもう片方の注文がキャンセルされる注文方法です。
指値・逆指値を組み合わせることが可能です。
IFO注文は、新規の注文に加え、利益確定注文と損切り注文をセットで出す注文方法です。
IFD注文とOCO注文を組み合わせたものです。