Name:Frank, Julie, Susie, Joey — The Legion
Gender:Male or Female(男か女)
Origin:American(アメリカ)
Voice Actor:Julie/Susie: Emilie Deschamps (BHVR)
Frank/Joey : Nicolas Brassard (BHVR)
Map:Ormond(オーモンド)
特性:スピード4.6m/s、脅威範囲32m、身長は平均
・入手方法 - チャプター10DLC購入キャラクター。「CHAPTER 10: Darkness Among Us」
お面の変更で、操作するキャラクターの性別や服装、声が変更できる。
特殊能力「愚連の狂乱」にてサバイバーを切りつけて位置把握と回復による時間を稼ぐ。
また同時に、パークで発電を阻止したり、アドオンでパレット割りなど追加効果を入れて戦うと安定する。
素早い行動力が強みを利用して、あちこちにマップ移動しがちだが、
ターゲットを考えながら行動すれば勝率は高い。
【不協和音】
【効果】 - 2人以上の生存者が修理する64 / 96 / 128m以内の発電機が
黄色のオーラで強調される。
初めて強調された発電機は不協和音によって大きな音の通知が発生する。
発電機が範囲外になるか、2人以上の生存者によって修理されなくなった後も
オーラが4秒間持続する。
「知ったかぶりは殺される。俺たちはいつもそれを見てきた。」 - リージョン
【狂気の根性】
【効果】 - 生存者を運んでいる間、通常攻撃の失敗時のクールダウンがなくなり、
通常攻撃の成功時、運んでいる生存者のもがきゲージが2 / 3 / 4秒間停止する。
「今すぐ抜け出すことはない。
なに、俺たちが十分に上手くやっているからな。」 - リージョン
【アイアンメイデン】
【効果】 - ロッカーを開ける速度が30 / 40 / 50%上昇する。
ロッカーから出た生存者は、30秒間無防備状態となって叫び、4秒間位置が表示される。
「臆病者に居場所はない。」 - リージョン
煙を吐くミックステープ
愚連の狂乱の発動中:
・発電機の修理進行度がオーラの強さで判別できる
・修理していない発電機は進行度が後退する
玉虫色のバッジ
・愚連の狂乱発動中、乗り越えたパレットが即座に破壊される
フランクのミックステープ
・愚連の狂乱発動中:
・発電機の破壊速度が20%上昇する
・破壊可能壁の破壊速度が30%上昇する
・発電機、破壊可能壁の破壊中は能力ゲージが一時的に停止する
永遠のベストフレンド
・愚連の狂乱発動中に生存者に攻撃を命中させるとトークンを獲得する。
・連続ヒット2回目:2トークン
・連続ヒット3回目:3トークン
・連続ヒット4回目:4トークン
・連続ヒット5回目:5トークン
・15トークン以上集めた状態で脱出ゲートが通電すると、
愚連の狂乱が発動していない時の移動速度が6%上昇する。
刺し傷の研究
・愚連の狂乱で受けた深手を手当てした生存者のオーラが手当て完了後に4秒間表示される
汚れた刃
・生存者が回復するのに必要な時間が4秒増加する
ジョーイのミックステープ
・愚連の狂乱で受けた深手を自分で手当した生存者は完全に回復するまで出血状態になる
スージーのミックステープ
・殺人鬼の本能の探知範囲が20メートル拡大する
リージョンのバッジ
・愚連の狂乱で受けた深手を自分で手当した生存者は60秒間衰弱効果に苦しむ
スタイリッシュなサングラス
・24メートル範囲内で回復中の生存者のオーラが視える
盗まれたスケッチブック
・愚連の狂乱中、2回目以降の連続ヒットで生存者がアイテムを落とす
エッチングされた定規
・愚連の切り裂きが命中した生存者は60秒間忘却に苦しむ
ジュリーのミックステープ
・リージョンが愚連の狂乱中に怯むと、効果が終わった時に能力ゲージが満タンになる
壁画のスケッチ
・愚連の狂乱発動中の攻撃命中1回ごとの速度上昇幅が秒速0.3メートル増加する
眠気覚まし薬
・愚連の狂乱発動中のリージョンの基本移動速度が秒速4.6メートルになる
・愚連の狂乱の持続時間が10秒増加する
・愚連の狂乱発動中、生存者に攻撃が連続ヒットするたびに
100から500のブラッドポイントを追加取得する
落書きされたスマイリーバッジ
・愚連の狂乱で受けた深手を自分で手当した生存者は重傷状態になる
いたずらリスト
・愚連の狂乱の持続時間が2秒増加する
スマイリーフェイスのバッジ
・愚連の狂乱で受けた深手を自分で手当した生存者は60秒間目眩ましに苦しむ
傷のついた定規
・愚連の狂乱のチャージ時間が5秒減少する
友情のブレスレット
・愚連の狂乱発動中の突進時間が0.3秒上昇する
19歳のフランク・モリソンは、何かで成果を出したことはほとんどなかった。
観客席に審判を押しのけたことでバスケットボールチームをクビになると、学校も不登校になってしまった。
明るい未来を築く見込みのあるフランクだったが、子供の頃は暗い少年時代を過ごした。
6歳の時にカルガリーから連れ出されると、里親の家をたらい回しにされた。
何度も食ってかかり、癇癪をおこしては喧嘩をしたが、その度に新しい、知らない里親の家へと送られた。
最後の養父となったクライブ・アンドリュースが養子センターから
フランクを連れ帰った時は、フランクにとって3年ぶりの引っ越しだった。
2人は7時間もかけてオーモンドにある小さなバンガローにたどり着いた。
それは2人で共に過ごした一番長い時間だったかもしれない。
クライブは福祉施設から受け取った小切手をバーで酒と交換するのに忙しかったからだ。
オーモンドはこじんまりとした寂れた町だった。
人口6,000人の都市部から離れた町で、1年のほとんどが陰鬱な冬だった。
フランクは別の養父母を見つけようとあらゆる手段を尽くしたが、
ある美しい少女との出会いによって気持ちが変わった。
ジュリーという名のその少女は、いつかオーモンドを出てマシな人生を送ると決めていた。
町の外から来たフランクを、ジュリーは外の世界へ出るために利用しようと考えた。
ジュリーが開いたパーティーに参加した時、
来ていたのは皆年下で、フランクは簡単に好印象を与えることができていい気分になった。
パーティーでは、衝動的な性格で自慢屋のジョーイ、
そしてジュリーの親友である内気で無邪気なスージーに出会った。
彼らはよく、オーモンド山にある廃墟となったロッジに出かけていった。
友達と共に過ごすことで、それぞれが毎日続くちっぽけで退屈な生活から逃避できた。
フランクにとっては、自分たちの経験不足を何か強力なものへと変えるチャンスでもあった。
毎晩のように酒を飲み歩いては大騒ぎし、自分たちの限界を試した。
暴行、破壊、窃盗。どれも週末には欠かさず計画した。
やがて、皆はフランクのあらゆる要求を実行するまでになった。
仮面をつければ、そこには限界など存在しなかった。
ある晩、フランクは自分がクビになった店を破壊するようジョーイにけしかけた。
彼らは閉店後の誰もいない店内にたやすく侵入した。
ところが、まだ店に残っていた清掃員がジュリーに気がつき、近づいたとたんに捕まえた。
ジュリーの苦しそうな叫び声を聞いて黒い衝動に突き動かされたフランクは、
助けようとナイフをためらいなく清掃員の背中に突き刺した。
フランクはショック状態に陥って自分を見つめる仲間に向かって、仕事を終わらせろと命令した。
ジョーイは歯を食いしばってナイフをつかみ取り、流血する清掃員の脇腹を刺した。
スージーが拒否すると、フランクが怒鳴りつけた。 始めてしまったことは終わらせなくてはならない。
ジュリーは目を閉じてその男の胸にナイフを突き刺し、血で濡れたそのナイフをスージーに手渡した。
今や全員が共犯者なのだ。
フランクは不信の眼差しでジュリーを見るスージーの震える手をつかみ、
そのまま男の喉にナイフを深く差し込んだ。
フランクは急げと命令した。 彼らは血塗れの床にモップをかけ、
ジョーイの車のトランクに死体を押し込むと、オーモンド山へ向かった。
4人が全員で死体を捨てようと泥まみれの雪を掘っていたその時、
フランクが森を移動する何かに気づいた。
フランクはナイフをつかんで仲間の元を離れ、様子を見に向かった。
すると、周りに濃い霧が立ちこめ、あっという間に先が見えなくなった。
足跡をたどって道を引き返そうとした時、
フランクはまるで闇に呼び寄せられるかのように、その不気味な道を進んでいった。
ジュリー、スージー、ジョーイが掘る作業を終えると、フランクの姿がないことに気がついた。
ジュリーがくっきりと雪に残された泥の足跡を見つけると、3人は足跡をたどり、森の奥深くへと入っていった。
その夜、ジュリー、スージー、ジョーイが家に戻らなかったので、
彼らの両親はフランクと一緒に家出をしたのだと考え、それぞれの両親がそれぞれの説を唱えた。
しかし、オーモンド山の廃墟のロッジで死体が発見されると、町の雰囲気は一転した。