Name:Sadako Yamamura(山村貞子) — The Onryo
Gender:Feale(女)
Origin:Japanese(日本)
Voice Actor:ボイスなし
開発時の名前は、"山村 貞子"。
特性:スピード4.6m/s、脅威範囲24m、身長は低い
・入手方法 - チャプター23DLC購入キャラクター。「CHAPTER 23: Sadako Rising」
映画「リング」シリーズのコラボキャラ。通称、貞子。見たら呪われます。
特殊能力「恐怖の深淵」の幽体化もうまく利用して動く。
サバイバーに探知不可状態かつ24メートル以上離れた場合は視認不可能。
ワープしながら呪いを付与しながら、サバイバーの動きを鈍らせ吊っていくのが鉄板コース。
アドオンや発電機を回されにくい構成にして挑むとよい。
弱くは決してないが、時間が掛かりがちなので注意が必要。
【悶絶のフック:氾濫する憤怒】
【効果】 - エンティティと超能力でつながりを築いたあなたは、儀式の規則を変える。
儀式開始時、ランダムな4つのフックが悶絶のフックに変わる。
・悶絶のフックは白いオーラで表示される。
・悶絶のフックから生存者が救助されると、
他の生存者のオーラが5 / 6 / 7秒間視えるようになる。
【海の呼び声】
【効果】 - あなたの超能力がテクノロジーに破滅的な作用を及ぼす。
発電機にダメージを与えると60秒間このパークが発動する。
破壊した発電機は通常の115 / 120 / 125%の速度で
修理進行度が後退し、その発電機のオーラが視えるようになる。
このパークが発動した発電機を修理する生存者が
スキルチェックでグッドを達成するたびに、大きな通知音を受け取る。
【怒涛の嵐】
【効果】 - あなたの悲惨な心の傷を皆が感じる。
発電機の修理進行度が90%に到達すると、
その発電機を修理している生存者に連続でスキルチェックが発生する。
スキルチェックに失敗するか修理を中断すると、
その発電機がエンティティに16 / 18 / 20秒間ブロックされる。
怒涛の嵐は各儀式で発電機1台につき1回まで発動可能。
リモートコントロール
・念写を使った後、電源のついたテレビの12メートル以内にいる生存者のオーラが7秒間視える
玉虫色のビデオテープ
・ビデオテープを取った生存者は、特定のテレビにそれを持っていく必要がある
・そのテレビのオーラだけが、ビデオテープを持っている生存者に視える
ビデオテープの編集用デスク
・生存者は儀式開始時に各自1本のビデオテープを持っている。
それぞれの目標のテレビは現在地から一番遠くに配置されている。
ビデオデッキ
・怨霊(貞子)がテレビに念写するとすべてのテレビに念写の映像が流れる
歪んだ写真
・16メートル以内で具現化を目撃した生存者は叫び声を上げ、そのオーラが4秒間視える
電話
・具現化が、7メートル以内の生存者に妨害ステータス効果を3秒間与える
おんぼろの風車
・電源のついたテレビから8メートル以内にいる生存者が無感覚(忘却)のステータス効果に苦しむ。
効果はテレビの電源が切れた後も7秒間続く
井戸水
・手段にかかわらず具現化した時の探知不可の効果持続時間が2秒間増加する
母の櫛
・テレビの電源を切ると、大きな通知音が発生する
・手段にかかわらず電源が切れた状態のすべてのテレビが、黄色のオーラで表示される
血だらけの爪
・念写による速度上昇の持続時間が50%増加する
輪の絵
・呪われた生存者が、自分の治療を完了し負傷状態から無傷の状態に回復してくれた他の生存者に呪いを拡散する
井戸の石
・生存者に電源を切られたテレビが電源オンになるまでの時間が7秒間減少する
海水に濡れた布
・電源のついたテレビから8メートル以内にいる生存者が目眩ましのステータス効果に苦しむ。
効果はテレビの電源が切れた後も7秒間続く
玲子の腕時計
・幽体状態の時の不可視時間が33%増加する
陽一の漁網
・呪いが最低4つ重複した生存者が目眩ましに苦しむ
髪の塊
・幽体化した貞子(怨霊)を視認できる範囲が6メートル縮小する
コテージの看板
・念写の後でテレビが電源オンになるまでの時間が4.5秒間減少する
ダビングしたビデオテープ
・念写が、ビデオテープを持っていない生存者に呪いを追加で0.5付与する
・念写に使われたテレビの電源が10秒早くオンに戻る
古い新聞紙
・具現化の不可視時間が33%増加する
母の鏡
・具現化の断続的な可視時間が2秒増加する
死を招く強烈な怨霊、山村貞子は、日本の伊豆半島で名のしれた超能力者の娘としてこの世に生を受けた。
母親が残した問題は数多くあった。
故郷では、よく何日も浜辺でじっと白波を見つめる母親の姿を船乗りたちが嫌がり、
「しょうもんばかりしているとぼうこんが来るぞ」
-水浴びばかりしていると化け物がくる-という者もいた。
9ヶ月がすぎ、貞子が産まれた。
幼少の頃、その計り知れない力はまるで制御不能かのように、怒りに爆発した。
その怒りを抑えられない状況が顕著になったのは、母親の超能力が公開実験された時だった。
とある記者が母親をインチキ呼ばわりした時、
貞子の力が湧き上がり、その記者が床に倒れ息絶えたのだった。
それから事態が暗転した。母親が亡くなり、
その後まもなくして貞子は今にも崩れそうな古い井戸に誘われやってきた。
貞子が縁に身を乗り出すと、頭上に長い影が落ちた。
振り返ると突然、頭に割れるような痛みの衝撃が走った。
視界が暗くなり、意識がグルグルと旋回しながら失われていく。
貞子は、自分を縁から突き落とす2本の手を感じた。
冷たい地面に衝突した瞬間、凄まじい痛みが貞子を襲った。
上の方から擦れる音がして井戸が暗くなると、
まるで日食のようにすべての光が失われてしまった。
身体の至る箇所が痛み、叫び声を上げている。
見上げると、唯一の出口が見える。
泥の地面に爪を立て、玉石の壁に向かってゆっくりと這っていく。
石を掴んでよじ登ろうとするが、握力も体力も足りない。
数センチ登っては、壁が湿っているせいで爪が滑って、下へと滑り落ちてしまう。
指からは血が溢れ出ている。
粗い石の表面で爪が剥がれ、その下の肉がズタズタになっていた。
それでも貞子は何度も何度も這い上がろうとした。
数十年後、その場所はリゾート地になり、井戸の上には宿泊施設が建てられた。
とある宿泊客がそのログハウスを借りた時、貞子は復讐のチャンスを見出した。
自分の持つすべての念写能力を呼び出して、
見た者は7日後に死ぬという恐ろしい呪いをビデオテープに映し出したのだ。
貞子の復讐は、嵐で泡立つ荒波のように凶暴で、容赦のない怒りの現れだった。
憤激に没頭する貞子の足元に黒い霧が螺旋状に渦巻き、
打ち寄せる波の音が石の古井戸の中で反響していた。
突然、ログハウスの壁に波が打ち寄せて建物を破壊し、汚れた泥水の激流と化した。
黒い波はその下にある井戸へと大量に流れ込み、あっという間に貞子を飲み込んだ。
目を覚ますと、貞子は誰もいない浜辺に立っていた。
目の前には広大な嵐の海が広がっている。
黒く濃い霧が、水面を撫でるように漂っていた。
貞子は向かってくる波に歩を進めると、先の見えない霧の中へと徐々に消えていった。