基本手当を受給するには、客観的に確認できる仕事探しをした実績が必要となります。
これを「求職活動実績」といいます。
新聞やインターネットでの求人検索など多くありますが、基本はハローワーク経由での求人が実績とされます。
自宅のパソコンで、インターネットで検索してもは実績になりません。
基本手当の支給を受けるために、
求職活動実績と認められる活動を、「最低2回以上行う」ことが必要です。
給付制限がない場合は、2回以上です。
給付制限がある方は、最低3回以上となります。
初回認定日の方は、説明会に参加することで1回になっていると思うので、
次回の3ヶ月後の認定日までプラスで2回実績を増やせばよいでしょう。
前回の認定日から、次回の認定日の前日までの期間に達成しましょう。
当日の実績は無効なので、早めに求職活動を始めましょう。
求職活動実績として認められるには、条件があります。
ハローワークの掲示板にある求人を見たり、置かれているファイルの求人を見ただけではいけません。
また、新聞や自宅のインターネットでの求人情報を見た、知人からの紹介依頼などでは、
求人活動をしたと判断できないため実績となりません。
求職活動実績として認められる主なものは、以下のとおりです。
1.求人へ応募
2.ハローワークの職業相談、職業紹介など
3.ハローワークの各種講座、セミナーの受講
4.ハローワークのパソコンで求人検索(場所によっては実績にならない)
5.再就職に資する国家資格、検定の資格試験の受検など
が、実績となるでしょう。
他にも、許可や届出のある民間機関、公的機関を利用して、職業相談やセミナーに参加しても実績となります。
これらは、ならない事もあるのでハローワークに聞いてみると確実です。
また、求職活動をしていないのに、していなかったりすると不正受給とされる場合があります。
問い合わせなどして事実確認もされるようなので、正確に記入しましょう。